



年間8〜10回の様々な活動から前述の「感じる、考える、行動・実践する」を継続的に育み、団体行動から人との関わり(役割、責任、信頼関係の構築)を学び、段階的に自立の力(他者を支援できる力、協力できる力を含みます。)を養います。
本クラブのスタッフやリーダーが一年間、人生の先輩として、または親のように、近所のおじさん・おばさん(※2)のように時には厳しく愛情をもって接し、危険も同時に教えていきます。時には先生にもなり、友だちのようにもなり、楽しく学べる環境を提供します。
そして、ある程度の年齢層の幅をもたせた異年齢集団、多地域からの集団での団体行動・活動を通して、普段の家での生活や学校生活では経験できない生活学習(※5)プログラムを実施し、普段の生活や学校生活では体験できない野外体験学習プログラムを組み合わせたものを子どもたち対象の「クラブ」として設計しました。また、最も重要な"本当の親"である保護者様参加型のプログラムを年間数回用意して、親子で学び合っていただく(※3)という親子学習プログラムを実施いたします。以上の考え方と学習プログラムがトビー冒険クラブです。





今、子どもたちの間で、自然・野外体験(※4)や生活学習(※5)が極端に少なくなっています。
そのため、本来であれば、友だちとの遊びや日常の生活の中で身につけていくべき「人生の先輩から教えてもらう大切なこと」「自然や環境から教えてもらう大切こと」
「仲間」「友情」「努力」「おもいやり」「好奇心」「向上心(※6)」「我慢(※6)」「危険とその回避」といった、生きていくために重要な多くのことがらについて、
「知識として知っているが、体験(経験)や身体を通して実感としては、何もわかっていない」という子どもたちが増えています。
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勉強やスポーツも大切ですが、私たちはこのような人との関わりの中で、あるいは家や学校以外の場所で様々なことを学ぶことも重要だと感じています。
子ども時代に養う必要がある「生きる力」の多くは、このような体験(経験)や活動を通して主体的に考えたり、試行錯誤の中で自ら解決策を見いだしていくプロセスにおいて
こそ育まれるものです。
かつては、いつでも、どこでも、誰でもが日常生活の中で体験(経験)できた、これら体験・経験の場が、現代では極端に少なくなっています。
現代社会において、どんな仕事がしたいのか?何に自分は向いているのか?仕事に就いても長続きしない。職場の人間関係に悩む。やりがいが見つけられない。
夫婦生活がうまくできない。そもそも結婚しない。将来が不安なので子どもを産めない。子どもとの良好な関係を築けない。人生を楽しめない。といった若者や若い世代が急増しています。
人生を楽しむことは決して、お金や時間をムダ使いすることや遊び呆けることとは違うと思います。オトナになったときの人生をステキなものにするために、必要な力やセンス、心を育てる
には冒険教育が効果的だと私たちは考えます。


遊びや冒険は、想像と創造の連続です。想像や創造は、思考や考察、行動や決断など多くの力やセンスが育つ最も重要なベースです。 |
どのように遊ぶか、楽しむか、手段は?目標は?経路は?そして、どんな危険があるか?など思考と考察が自然と身につきます。 |
思考や考察をし、計画・段取りし、次は行動です。時には決断や判断をしなくてはなりません。真の行動とは決断や判断が伴います。 |
行動、決断や判断には必ずリスク(危険性や怖さ、ときには責任)が伴います。幼少時代から少しずつ段階的に養うべき能力です。 |
自分とうまく向き合う力と他人とうまく向き合う力は、人間社会において最重要です。ただ遊ぶ、行動するだけでは身につきません。 |


たくさんの仲間と自然の中で遊ぶと、様々な外的刺激を伴います。その刺激を子どもたちは五感すべてを使って感じます。 |
様々な場所、様々な人、様々な活動を見る、聞く、味わう、感じることによって広く好奇心を刺激して子どもの可能性を広げます。 |
親元を離れ、自分で行動する、自分の力で「できた」を実感する。仲間とともに「できた」を実感することで自立心や自律心を育てます。 |
できることを増やし、できないことを忍耐強くやりとおす強い心を育てます。幼少時から青年時に少しずつ段階的・計画的に進めます。 |
異なった環境や立場で共存する仲間どうしが互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かってがんばる心を育てます。 |

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